宝塚歌劇団 眞ノ宮るい

ことばの泉夜明けの序曲眞ノ宮るいの成長に感涙




こんにちは!

あおてんです●´∀`)ノ♪

 

夜明けの序曲

おっぺけっぺっぽー、ぺっぽーぽー!

昔、どこかで聞いたフレーズ
今回スカイステージ「ことばの泉ー夜明けの序曲」で
その原点を知ることが出来ました。

 

あらすじ

 

明治後期に活躍した新派檄の創始者、川上音二郎の波瀾の半生の物語で、文明開化の荒波を乗り越えていく若者の哀歓を描いたロマン篇。

 

川上音二郎は「オッペケペ節」ですでに一世を風靡し、書生芝居の一座を持っていた。

さらに世界進出を夢み、妻の貞の理解も得て、明治32年4月、一座は「ゲーリック号」に乗り込み、アメリカ大陸へ向けて神戸港を出港した。

希望は大きかったが現実とのギャップは厳しく、アメリカでの一座の興業は苦労の連続だった。 食うや食わずのありさまで、それでもホノルル、サンフランシスコと東進し、ニューヨークへと辿り着いた。

しかし、先乗りしていた世話役の櫛引弓人がもたらした知らせはいいものではなかった。
興業させてくれる舞台が一つもなかったのである。

しだいに、いらだちを募らせる座員を音二郎や副座長の高浪は励ましつづける。

ある日、世話役の櫛引弓人が劇場が借りられるという朗報を持ってくるが、それには貞の出演という条件がついていた。

妻を遊女以下に蔑まれていた女役者にしてまで舞台に立つべきか、音二郎は苦悩する。

しかし貞は、座員の津坂の死をきっかけに舞台に立つ決意を固め、”マダム貞奴”として大評判を得る。

勢いを駆って、一座はヨーロッパに渡り、大成功を収めるが、モルガン夫人・雪からはなぜか帰国を勧められる。

「花組公演プログラム」より引用

 

眞ノ宮るいくんが演じた川上音二郎

 

あくまでも私の主観で語ってますのでお許し下さい。

 

日本に別れを告げ世界進出を目指す力強い場面から始まりますが、おー!すごい!迫力、目力、心に響く声で瞬く間に音二郎の世界に引き込まれます。

日本初の女優という立場を作り、舞台に情熱を注ぎ、日本を愛し、仲間を愛した川上音二郎がそこに生きていました。

安定した深い演技、例えば妻の貞に向ける優しい表情だったり
その反対に妻を責める激しい表情だったり
心の葛藤から生まれる苦悩の表情だったり
舞台の上で志半ばで最後を迎える無念の表情....
「さよなら」というセリフには胸が締めつけられました。

 

付け加えて記者の岡本綺堂役について
どちらかというと今のるいくんに近い爽やかなで聡明なお役でしたね。
こちらもとっても魅力的でした♡
丸メガネも小さなお顔にとても似合っていて可愛かったです!

 

そしてるいくんとしては最近特に低くなった魅力的な声とセリフも聞き取り易く震えるくらい感動しました。

男役度が増したビジュアルも満点でお着物の着こなしはもとより、洋装のロングジャケットが良くお似合いで髪型、色、肌の綺麗さも際立っていました。前回のことばの泉「西海に花散れど」は自粛中という事もあり、朗読だけでしたが、今回はお芝居のセットなども組まれ更に楽しく観ることが出来ました。お衣装さん、大道具さん、小道具さん、カメラマンさんのセンスにも拍手を送りたいです。

 

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新公を卒業してからの成長ぶりには目を見張るものがあり、
今回、小柳先生のご指導と聞き、さらに感動!!
劇団さん、小柳先生、この作品をバウで公演して下さいと言いたいところですが
そこまで行かずともぜひぜひるいくんの当たり役となるようなお役を頂けますようお願い致します。

 

共演のお二人について

 

☆壮海はるまくん

しゃんたんは103期の男役さん
るいくんとは大変ご縁があって、きいちゃんのミュージックサロンや
最近ではバウ公演スイートリトルロックンロールでご一緒してますね。
今回の夢介千両みやげでは下級生とは思えない落ち着いたお芝居を見せてくれてます。

ショーでは休演された叶ゆうりくんの代役をとても色っぽく踊りこれからが楽しみな男役さんですね。
今回のお芝居も友人の高波定二郎と櫛引弓人の二役を演じ声もセリフも聞き取り易く
音二郎役のるいくんと貞役のみちちゃんの間を中和する感じがとても良かったです。

 

☆愛陽みちちゃん

104期の娘役さん
私が初めて気になったのは「炎のボレロ」の酒場で歌っていた娘さんの役。
お顔はあまり映っていなかったと思うのですが
この歌の上手い子は誰?ってなりました。
るいくんとしゃんたんと一緒の舞台では「パッションダムール」
アディオス・パンパミーアの場面でしゃんたんと
ククルクク〜🎶の場面で可愛い歌と踊りを見せてくれていました。
今回のセンセーショナルでは最後のデュエダンの影うたで聖海くんと魅力的な歌声を聞かせてくれています。

今回の貞役ではみちちゃんの新しい部分を発見することが出来ました。
るいくんとの学年差を感じさせず、堂々と強い女性を演じてました。
声もセリフも聞きやすいですね。これから舞台上のみちちゃんを探す事が楽しみになりました。

 

そして収録後の3人のお話もとても楽しく拝見しました。

皆さん素に戻って、リモートでお稽古されたお話やるいくんが顔をくちゃくちゃにして「最初は噛み噛みだったよねぇ〜」とその時の様子をお話ししてくれたり、みちちゃんが「壮海さんとるいさん(この呼び方きゅんですね♡)とご一緒出来て嬉しかったです」と話す下級生らしいお顔や、しゃんたんのお人柄を現す真面目なコメントもどれも微笑ましく拝見しました。

そして最後にたくさん勉強させて頂きましたというコメントにこれからへの期待が膨らみました。

 

これからのるいくんの活躍に期待

 

まだまだ安心できないご時世で入出、お茶会もない中舞台ではもちろんですが、こうしてスカステの番組で拝見できることは本当に幸せです。

研9生としてますますお役に幅が出て
ショーでも得意なダンスはもちろん、ファンサにも磨きがかかり
さらに私達ファンを虜にしていくことでしょう!

 

るいくんのこれからのご活躍を、そして雪組にとってなくてはならない存在になっていくことを願ってます。

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

ではまた〜(๑ت๑)ノ

 

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