こんにちは!
あおてんです●´∀`)ノ♪
すっかり秋も深まり冬を感じる頃となりました。
そんな中、久しぶりの遠征をして来ました。
年齢と共になかなか遠征もしんどくなって来ましたが(笑)
そんな事も忘れさせてくれるくらい素敵な舞台を観る事ができました!
『ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜』
『Prayer〜祈り〜』
朝美絢さんについて思うこと
作品の感想の前に私がずっと思っていたこと
もちろん同じことを思っていらしゃった方はたくさんいると思いますが・・・。
自分の言葉でうまく言えなかったのですが
先日スカステで放送された「LOCK ON!スター徹底検証」で
同期の輝月ゆうまさん、OGの霧矢大夢さんがお話ししてくれました!
あーさの最大の魅力はビジュアルにフューチャーされがちですが
実は弛まぬ努力と指先までこだわる研究と武士のような男気だとおっしゃっていました。
それなんですよ!!!
あーさの最大の魅力♡
美しすぎる二人
ボー・ブランメル(朝美絢)
彼の美貌を妬む大学の級友たちにつけられたボー(美しき)ブランメルという渾名(公式HPより)
庶民だった彼が無理やり父親に入れられた上流階級人が通う大学
馴染めるわけもなく下町で知り合った女優ハリエットと過ごす毎日
しかし父の死後、類まれなファションセンスを活かし遺産を元手にダンディ(伊達男)として
上流社会へと君臨することなる。
ハリエットを下町に残したまま・・・。
その美しさと服装が皇太子の目に止まり、これまでの貴族の煌びやかな服は塗り替えられていく。
そこで殿下の愛人となっていたハリエットと再会する。
成功したかに見えた彼の人生はハリエットへの愛と
引き換えにフランスへ逃亡することになる。
お芝居ではここまでですが史実によると賭博にも長けていた彼は再び財を成すもその後借金を重ね
投獄され最後は養老院でその一生を終えたらしい。
あーさの美しさへのこだわりは着こなし、仕草、髪型、もみあげに至るまで完璧で自身の美貌におごることなく、
ブランメルという人物を内面まで研究し、作り上げられていてお芝居の最後にはブランメルの生きてきた道程が切なくて切なくて。
幕が降りる時の後ろ姿にその後の彼を知りたくなりました。
ワイルドホーンさんの楽曲も素晴らしくブランメルの心情のままに歌い上げるあーさも素晴らしかったです。
ハリエット・ロビンソン(夢白あや)
舞台女優を夢見る女性、
下町の芝居小屋でブランメルと出会い恋に落ちるが
突然いなくなった彼に失望しながらも尚、彼を思い続けるハリエット。
ある日劇場に来ていた殿下にその美しさをみそめられ愛人という立場ではあるが女優としてのし上がる。
ある貴族の宴会でブランメルと再会し愛が再熱する。
あやちゃんの美しさはあーさに引けを取らない。
本当に美しいふたり。今回で退団されてしまうのが寂しくて残念です。
もっとおふたりで観てみたい作品があったのに。。。
お芝居の最後にブランメルから送られた真っ赤な花束を抱いて
真っ白なドレスで銀橋を渡る演出には生田先生の愛を感じます。
そしてさらなる素晴らしい女優人生を歩んでほしいです!
その他主要な登場人物について(あくまでも私個人の感想です)
プリンス・オブ・ウェールズ(瀬央ゆりあ)
王道の皇太子殿下、さすがの余裕の演技でした!
貴族の気品と優雅さ、逆に横柄だったり、わがままだったり。
その中に見えるピュアな明るさ、どれもわかりやすく表現されていてぴったりのお役でした。
瀬央さんが雪組に来てくれたことで温かく柔らかい空気が尚増して本当にありがとうの気持ちです。
ウィリアム・ブランメル(諏訪さき)
リトル・ジョージ(愛陽みち)
登場の瞬間からブランメルの父、
ウィリアムの異常なまでの貴族への執着と
我が子への重圧を見事に演じていたおふたり。
表情、演技、そして周りを彷徨うロココの夢たちとの
何ともぷきみな演出からこの物語が始まると予感させられ引き込まれます。
ヘンリー・ピアポント(縣千)
アルヴァンレー卿(蒼波黎也)
マイルドメイ(紀城ゆりあ)
貴族の御曹司達、ブランメルの友人となるがその実、
庶民からの成り上がりのブランメルを賭けの対象にしたり
お金をタネにからかったりしている。
ブランメルはそれを知りながらも付き合っている。
4人の場面でその構図を感じられたのは
役になりきっている演技力の素晴らしさだと感じました。
ロバート・ジェンキンソン(華世京)
トーリー党を率いる議員、国の財政を司る。
煌びやかな殿下や貴族達を疎ましく思っている。
静かにではあるがブランメルの存在を認め、
物語の最後にはブランメルとハリエットの行く末に一役買っている。
下級生とは思えない堂々とした演技には毎公演感心してしまいます。
他のトーリー党員も皆演技がお上手です。
デボンシァ侯爵夫人(華純沙那)
元ウェールズ殿下の寵愛を受けた愛人、その後デボンシァ侯爵夫人となり、
貴族界に君臨する。
まあ、まるちゃんはチアリーダーから貴婦人まで
なんでもこなしますね。
大好きな娘役さんです。
キャロライン皇太子妃(音彩唯)
今回は出番が少ないもののしっかりと存在感を残しています。
ちょっとベルばらのジャンヌを思い出しましたが(笑)
次期トップ娘役が発表済み
次のめおと日和、お披露目公演のポーの一族では
どんな娘役を見せてくれるのか楽しみですね♡
私個人的にはそろそろがっつり和物がみたいところでしたが
はばまいちゃんだと洋物寄りなのでしょうか。。。
気になるところです。
チャールズ・ジェームス・フォックス(奏乃はると)
リチャード・シェリダン(眞ノ宮るい)
ホイッグ党の政治家。トーリー党とは相反する皇太子の遊興仲間。
いつも皇太子と共に行動している。
常にお世辞を使っているが実はのし上がりたいと目論む実在の人物だとか。
私の推しである眞ノ宮るいくん
もうすっかり板についた貴族スタイル(品があり美しい)
終始可愛い仕草に癒されました。
るいくんはこの公演で専科に異動される組長さんとは
壬生義士伝の近藤周平との兄弟役、ステップバイミーのエバンス親子、
今回のホイッグ党員コンビとたくさん組まれていたので
とても寂しいです。
心残りのないよう楽しんで欲しいです。
Prayer〜祈り〜
やっぱりショーはテンション上がっていいですね!
中村一徳先生の愛がギューっと詰まったショー。
体感5分!あっという間に終わってしまいます。
祈りをテーマにいろんな国を巡ります。
組子全員が生き生きと踊りまくるプロローグ
お衣装も青が基調で爽やか
客席降りもある真っ赤なお衣装の日本の場面は
日本人の血が騒ぎめちゃくちゃ楽しいです!
我が推しるいくんが舞台の5人衆?で登場するシーンはドキューンと
撃ち抜かれます(笑)
幸せなことに通路側のお席に座れた時には
あーさ、せおっち初めたっくさんの方に
タッチしていただけて夢心地でした♡
手のひらがなんとも言えない良い香りになっておりました。(笑)
縣くんのアフリカの祈りの場面も
このショーのアクセントになり
あがちゃんの身体能力の高さ
娘役さんたちのあまり見られない野生的なカッコ良さ!
絢斗しおんくんのエネルギッシュな歌には驚かされました♡
そしてオギヨンチャの場面ですよ!!!
なんとるいくんの村人(村長さん)のソロから始まるじゃありませんか!
お歌もお上手で天女のゆきのさんとの並びも美しい♡
そこから船に乗ったあーさ率いる漁師たちが現れ組子全員の総踊りは圧巻です!
日本でいうソーラン節のような韓国では有名な楽曲だそうです。
そして忘れてはいけないのが黒燕尾!
大階段に並び一糸乱れぬ踊りは感動します。
シンプルな黒燕尾はやっぱり素敵です。
そして最前列にいたるいくんがサンタマリアの曲が華僑に近づくと
どんどんと真ん中に移動し、ついにはあーさのすぐ後ろに!!
オペラ越しに見るお二人の画角に興奮が抑えられませんでした。
また個人的な感想ですみません。
もう眞ノ宮るいは見逃せない存在になったと思います!!!
今回のショーで特に一徳先生の愛を感じたのが
退団される方と組長さんのピックアップ
あやちゃんの乙女の祈りでの103期生同期の場面
そして普段あまりない下級生までたくさんの歌ソロの場面
あやちゃんの銀橋の場面
デュエットダンスなどなど。
何度もリピートしてみたいショーでした。
長くなってしまいましたが最後まで読んでくださり
ありがとうございました!
遠征のmy楽は終わってしまいましたが
東京での公演楽しみにお待ちしています。
ではまた〜(๑ت๑)ノ