こんにちは!
あおてんです●´∀`)ノ♪
これからの宝塚はどうなってしまうの?
演劇界は変わってしまうのか…。
宝塚歌劇団はコロナの感染予防に関してこれ以上出来るのだろうかと
思われるくらい徹底して公演を再開しました。
もう誰がなってもおかしくない状況で残念ながら
無症状であっても公演中止という結果になってしまいました。
胸が締め付けられます。
私が悲しんでいても悔しがっても何もできない。
でももっと辛い、もっと悔しいであろう組子さん達は
自粛生活の中でも筋トレや歌、お芝居のお稽古に余念がなく、
前を向いて進んでいます。
名作ことばの泉に見る成長の証
雪組100期生3名による朗読劇
るい君(眞ノ宮るい)
りおちゃん(星加梨杏)
ともかちゃん(希良々うみ)
着物姿がお似合いで(本当に雪組は着こなしが美しい!)
るい君のお着物は元雪組トップスターの壮一帆さんから
早霧せいなさんに受け継がれたお着物とお聞きしました。
ちぎちゃんがお披露目の100周年運動会の入場で着ていました。
るい君が宝塚に入りたいと思ったのは
壮さんの舞台を観たのがきっかけとちぎちゃんは
知っていたのでしょうか?
絆〜!絆〜!(涙)
今回は少し間隔を空けての撮影なのでしょうか?でも3人ともそばにいるようなセリフの掛け合いと視線の交わし方。
それだけでもずいぶんとお稽古されたのだろうと
推測されます。
1985年星組による公演「西海に花散れど」
作、演出 菅沼潤
平資盛 峰さを理
左近 南風まい
小雪 湖れいか
バックに流れる映像、お三人ともとってもお美しい!
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
平家物語
劇団からの要望で平家に取り組むことになった。
巻一に13歳で登場し、壇の浦で弟達と入水するまで
一ノ谷や三草山で侍大将として活躍し、
25歳で散った青年将校、平資盛の話(菅沼先生談)
主人公平資盛を前半は眞ノ宮るいが、後半を星加梨杏が
左近と小雪は希良々うみが演じ分ける。
この女性たちはフィクションで菅沼先生が書き加えたものらしい。
戦火の中、七夕の夜、
資盛と左近は出逢う
彦星と織姫になぞらえて恋に落ちるふたり
しかし、4度目の七夕を最後に戦禍に引き裂かれる。
やがて資盛は小雪に出逢い、2度目の恋に落ちる。
その恋も移りゆく世に流されて終わりを迎える。
戦禍の中だからこそ、愛を大切にした資盛
悲しい恋の物語である。
何役も演じ分けた素晴らしい演技
左近は笑上戸の明るい女子(おなご)
その後、資盛が出逢うことになる小雪は全く反対の泣き上戸
左近はいつもくっと笑い、小雪はヨヨと泣き崩れる大人の女性
ともかちゃんは身分を隠すも公家の育ちの良さが
わかってしまう難しい役を演じ分けていました。
前半の資盛(るい君)は殿御の中の殿御と称されるほど凛々しく
でも女性を惹きつけるジゴロ的なところもあり
後半の資盛(りおちゃん)には男らしさと実直さが感じられました。
そのほかにもりおちゃんは童部役を、
るい君は悪役の緒方維義と資盛のおじ役の3役を
きっちりと演じ分け、悪役も観てみたいと思いました。
今までの可愛いるい君からの進化です!!
贔屓のるい君多めですみません。
本編で流れる歌『愛の祈り』
実際に舞台で峰先生と相手役さんが歌われてる歌詞を
朗読しています。
とても美しい歌詞なので載せたいと思います。
『蕩蕩と寄せてくる命の響き、聞こえるだろう。
空で呼んでいる。空で呼んでいる。』
『移りゆく世に、移りゆく世に
別れたくない、ひとときも離れたくない。』
『星よゆく夏よ、星よゆく夏よ
友よ、運命よ
愛を取り上げないで』
なんと美しくも切ない詩でしょうか。
3人の成長に惜しみない拍手を
るい君談
初めての朗読でいつもなら舞台の立ち稽古をするのですが
言葉だけで表現する難しさを感じました。
同じ役をりおとする事でお互いの感じ方を知って
勉強になりました。
りおちゃん談
このお話をもらった時にあー、宝塚が出来るんや〜!って
本当にそれが一番嬉しかった!はいちゃんはこう感じてるんだって
思ってとても勉強になりました。
ともかちゃん談
日本物だ!っていう嬉しさと、語らない演技の難しさを
感じました。二役を演じてはいちゃんの資盛様はこうなのね
りおの資盛様はこうなのねととても楽しく出来ました。
(ちなみにるい君にともかはどっちなん?と聞かれて
私は左近かな?と答えるともかちゃん、可愛かったです❤︎)
最後に自粛期間中も無駄にせず、お稽古に励まれて
来たんだなぁと胸が熱くなりました!
またいつか放送してほしいです。
ぜひぜひ、たくさんの方に観て頂きたいと思います。
長文、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
ではまた〜(๑ت๑)ノ